安全を確保するには先ず食材選びから始まります。自分の目で見て、触って、
少量だけ購入して食べてから仕入ます。
もちろん
保存料・着色料・香料・化学調味料・防腐剤などの添加物は一切使いません。
商人である前に職人であることを忘れません。職人にとって大切なことは「ごまかさない」
です。味、質、量をごまかすために添加物を使うなど言語道断です。
情報も大切です。販売者や生産者のアドバイスも必要です。果物や野菜は特に農薬
が関係しますので確かな情報・最新の情報がとても大切になります。
食品を入れる容器は、
@洗浄→お湯洗いです。洗剤は一度付着すると取れないため使いません)
A消毒→液体消毒です。アルコールを吹きかけて消毒します。
B加熱→こちらも消毒です。上記と違い蒸して加熱消毒をします。
C乾燥→加熱消毒された容器へもう一度アルコールを吹きかけます。(水気を飛ばし乾燥後)
D点検→容器にキズ・汚れ・破損箇所がないか最終チェックを行います。 |
以上の工程を経て、ようやく食品が入る状態となります。
■商品を作ったら終わりではありません。品質管理が最も重要です。
完成された商品でも質の状態を知るために長野県食品衛生協会食品衛生試験研究所へ
商品を定期的に提出して検査を依頼しております。検査内容は一般性細菌(腐敗菌、その
他雑菌です)、大腸菌、Ph(ペーハー:検体の味の変化を測定)の3項目を主に行います。
検査料金は高いですが安全と品質を確保するためにはとても重要です。 |